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債務整理後に新たに奨学金を借りられるか|審査への影響と代替手段を解説

債務整理後に新たに奨学金を借りられるか|審査への影響と代替手段を解説

【この記事でわかること】
・債務整理後に日本学生支援機構(JASSO)の奨学金を借りられるか
・奨学金の審査に信用情報が影響するかどうか
・給付型奨学金・授業料免除など信用情報に左右されない制度
・債務整理後の奨学金返済中の対処法(返還猶予・減額返還)
・子どもの教育費を確保するための現実的な方法


「債務整理後でも、子どもの大学進学のために奨学金を借りられる?」
「自分が債務整理をしていると、子どもの奨学金の保証人になれないの?」

子どもの進学を控えた保護者にとって、奨学金が使えるかどうかは切実な問題です。この記事では、債務整理後に奨学金を利用できるかどうかを、奨学金の種類ごとに詳しく解説します。


日本学生支援機構(JASSO)の奨学金と信用情報

日本で最も利用されている奨学金は、日本学生支援機構(JASSO)によるものです。JASSOの奨学金には「給付型(返済不要)」と「貸与型(返済必要)」の2種類があります。

給付型奨学金

給付型奨学金は、返済不要のため審査に信用情報機関の照会は行われません。審査の主な基準は「学生本人の学力・家庭の収入状況」です。

親が債務整理をしていても、収入基準を満たしていれば申請できます。低所得世帯向けの制度のため、債務整理後の世帯でも対象になりやすい制度です。

貸与型奨学金(第一種・第二種)

貸与型奨学金(返済が必要なもの)については、以前は保証人制度が主流でしたが、現在は「機関保証制度」(日本国際教育支援協会が保証)に変更されています。

機関保証を選択する場合は、保証料が奨学金から差し引かれますが、親の信用情報は審査対象になりません。学生本人の学力・家庭の収入状況が審査基準です。

ただし、人的保証(親族が保証人になる方式)を選ぶ場合は、保証人の信用情報が照会される可能性があります。債務整理をした親が保証人になる場合は、機関保証を選択する方が無難です。

既存の奨学金の返済と債務整理の関係については、こちらも参考にしてください。
https://dept-zero-navi.com/saimu-seiri-shougakukin-hensai

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授業料免除・減免制度も活用できる

2020年度から始まった「高等教育の修学支援新制度」では、低所得世帯の学生に対して、授業料・入学金の免除または減額が受けられます。

対象となる世帯の目安
- 住民税非課税世帯(年収目安:270万円以下程度)
- 準ずる世帯(年収目安:270万〜300万円程度)

債務整理後で収入が少ない世帯は、この制度の対象になりやすいです。給付型奨学金と合わせて活用することで、子どもの進学費用を大幅に抑えることができます。

手続きは進学先の大学・短大・専門学校を通じて行います。


地方自治体・民間の奨学金・育英財団

国の奨学金以外にも、都道府県・市区町村・民間の財団が提供する奨学金があります。これらの多くは独自の審査基準を持ち、信用情報を参照しないものが多いです。

探し方
- 進学先の学校の奨学金窓口に問い合わせる
- 自治体の教育委員会・福祉課に問い合わせる
- 「奨学金 ○○県 給付型」などで検索する

民間の育英財団の中には、成績・家庭環境を重視した給付型奨学金を提供しているところもあります。積極的に調べてみましょう。


現在奨学金を返済中の方の対処法

債務整理をした方が奨学金を返済中の場合、奨学金の返済は基本的に債務整理の対象から外されることが多いです(特に任意整理の場合)。

もし奨学金の返済が苦しい場合は、以下の制度を活用してください。

返還期限猶予制度
収入が少ない・失業・病気などの理由で、最長10年間(通算)返還を猶予してもらえる制度です。

減額返還制度
返済額を2分の1または3分の1に減額してもらえる制度です。収入基準を満たす場合に申請できます。

奨学金の返済と債務整理については、こちらでも詳しく解説しています。
https://dept-zero-navi.com/saimu-seiri-shougakukin-hensai

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教育費を確保するその他の方法

奨学金以外にも、教育費を確保するための方法があります。

教育ローン(日本政策金融公庫)
国が運営する教育ローンです。民間の金融機関より審査が通りやすい傾向がありますが、債務整理後は審査が難しいケースがあります。

高校・大学の授業料分割払い・延納制度
学校によっては授業料の分割払いや延納に応じているケースがあります。進学先の学務課・学生課に相談してみましょう。

母子父子寡婦福祉資金貸付金(ひとり親家庭向け)
ひとり親家庭が対象の低利・無利子の貸付制度です。修学資金・就学支度資金などが利用できます。


よくある質問

Q1. 債務整理をした親が、子どもの奨学金の連帯保証人になれますか?

A. 人的保証を選ぶ場合、保証人の信用情報が照会される可能性があり、債務整理後は保証人として認められないケースがあります。機関保証を選べば保証人が不要なため、親の信用情報は関係ありません。

Q2. 自己破産後でも給付型奨学金は受けられますか?

A. はい、受けられます。給付型奨学金の審査は信用情報ではなく、家庭の収入状況と学生の学力・意欲が基準です。収入基準を満たせば申請できます。

Q3. 子ども名義で奨学金を借りた場合、親の債務整理は影響しますか?

A. 奨学金は学生本人が契約者となるため、親の信用情報は直接影響しません。ただし人的保証で親が保証人になる場合は別途確認が必要です。

Q4. 奨学金の返還猶予中に債務整理をしても問題ありませんか?

A. 返還猶予中の奨学金を任意整理の対象外にすることは可能ですが、自己破産の場合は奨学金も含めて整理対象となることがあります。担当の弁護士・司法書士に相談して判断してもらいましょう。


まとめ

債務整理後の奨学金利用についてまとめます。

  • JASSOの給付型奨学金・機関保証の貸与型奨学金は親の信用情報に影響されない
  • 授業料免除・修学支援新制度は低所得世帯に手厚く、債務整理後の世帯も対象になりやすい
  • 地方自治体・民間財団の奨学金も選択肢として積極的に探す
  • 奨学金返済中で苦しい場合は返還期限猶予・減額返還制度を活用する
  • 「債務整理後は奨学金が使えない」は誤解。制度を正しく理解して活用することが大切

子どもの進学の機会を守るために、使える制度をしっかり把握して対応しましょう。

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  • この記事を書いた人

マコト

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