この記事でわかること
・債務整理中に新たな借金が発覚した場合の対処法
・弁護士に報告すべき理由
・手続きへの影響
・発覚した借金を追加できるかどうか
債務整理の手続きを進める中で「実は他にも借金があった」と発覚するケースがあります。隠していたわけではなく、忘れていたり気づかなかったりするケースも多いです。この記事を読めば、債務整理中に新たな借金が発覚した場合の対処法が完全にわかります。
新たな借金が発覚するケース
①忘れていた借金が見つかった
昔作ったクレジットカード・消費者金融の借金を忘れていた場合です。
②家族の知らない借金があった
配偶者が知らない間に作っていた借金が発覚するケースです。
③保証人になっていた借金があった
本人が知らない間に保証人になっていた借金が発覚するケースです。
④督促状が届いて気づいた
手続き開始後に別の債権者から督促状が届いて気づくケースです。
新たな借金が発覚した場合の対処法
最初にやること:すぐに弁護士に報告する
新たな借金が発覚したら、すぐに弁護士に連絡してください。隠したり自分で対処しようとしたりすることは避けてください。
弁護士に報告することで、最適な対処法を一緒に考えてもらえます。
任意整理の場合
任意整理は整理する借金を自分で選べるため、新たに発覚した借金を追加して整理することができます。ただし手続きの段階によっては追加が難しい場合もあります。
個人再生・自己破産の場合
個人再生・自己破産の場合は原則として全ての債権者が対象になります。新たな借金が発覚した場合は債権者一覧に追加する手続きが必要になります。
隠していた場合のリスク
意図的に借金を隠していた場合は、深刻なリスクがあります。
自己破産の場合
財産や借金を隠すことは「免責不許可事由」に該当します。故意に隠した場合、借金が免除されない(免責不許可)になる可能性があります。
個人再生の場合
債権者一覧に記載のない借金は再生計画の対象外になります。手続き完了後に発覚した場合、その債権者への返済義務が残ります。
任意整理の場合
比較的影響は少ないですが、交渉の信頼性に影響する可能性があります。
発覚を防ぐための事前準備
新たな借金の発覚を防ぐために、弁護士に依頼する前に以下を確認しましょう。
①信用情報機関に開示請求する
CIC・JICC・KSCに開示請求することで、全ての借金の状況を把握できます。
②通帳・郵便物を確認する
過去の通帳・郵便物を確認して、見落としている借金がないかを確認しましょう。
③弁護士に正直に話す
「こんな借金があるかもしれない」という不確かな情報でも弁護士に話してください。一緒に確認してもらえます。
よくある質問
Q.手続き完了後に借金が発覚した場合はどうなりますか?
A.手続きの種類によって異なります。任意整理の場合は別途対応が必要、自己破産の場合は免責の対象外になる可能性があります。弁護士に相談してください。
Q.配偶者が知らない間に作った借金も一緒に整理できますか?
A.本人の借金であれば一緒に整理できます。ただし配偶者に説明が必要になる場合があります。
Q.借金の存在を完全に忘れていた場合でも問題になりますか?
A.故意でない場合は問題になりにくいですが、発覚したらすぐに弁護士に報告することが重要です。
Q.借金を追加すると費用は増えますか?
A.追加する借金の社数によって費用が増える場合があります。弁護士に確認してください。
まとめ
債務整理中に新たな借金が発覚した場合の対処法をおさらいします。
・発覚したらすぐに弁護士に報告する
・隠すと免責不許可などのリスクがある
・任意整理なら追加して整理できる場合が多い
・事前に信用情報機関に開示請求して全ての借金を把握しておく
一人で抱え込まずに、すぐに弁護士に相談してください。
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