この記事でわかること
・自己破産後の仕事・家・車への影響
・お金・クレジットカードへの影響
・自己破産後の生活再建の方法
・自己破産後に気をつけること
「自己破産したら生活はどうなるの?」と不安に思っている方は多いと思います。自己破産後も普通の生活は続けられます。むしろ借金から解放されて生活が楽になる方がほとんどです。この記事を読めば、自己破産後の生活が具体的にイメージできます。
自己破産後の仕事への影響
職業制限は手続き中のみ
自己破産の手続き中(免責確定まで)は一部の職業に就けなくなりますが、免責が確定すれば制限は解除されます。
制限がある職業の例:
・弁護士・司法書士などの士業
・警備員
・保険外交員
・宅地建物取引士
一般的な会社員・アルバイトには影響なし
上記以外の職業には影響しません。会社員・アルバイト・パートなど一般的な仕事は手続き中も続けられます。
会社に知られるリスク
自己破産をしても会社に通知が届くことはありません。ただし官報に名前が掲載されるため、会社が官報を確認している場合は知られる可能性があります。一般的な会社が官報を確認することはほぼありません。
自己破産後の家への影響
持ち家の場合
自己破産をすると持ち家は処分される可能性が高いです。ただし住宅ローンが完済している場合でも、査定額が高ければ処分対象になることがあります。
持ち家を守りたい場合は個人再生(住宅ローン特則)を検討してください。
賃貸の場合
現在住んでいる賃貸住宅から退去させられることはありません。ただし引越しの際に新たな賃貸契約を結ぶ場合、信用情報の影響で審査が通りにくい場合があります。保証会社を使わない物件や公営住宅を検討しましょう。
自己破産後の車への影響
査定額が20万円以上の車は処分される可能性があります。ただし仕事に必要な車は「自由財産」として認められる場合もあります。
自己破産後に車が必要な場合は、信用情報が回復するまでの間は現金で安い中古車を購入するか、カーリースを活用する方法があります。
関連記事:任意整理後の車についてはこちら
→「任意整理後に車のローンは組める?マイカーを守る方法を解説」
自己破産後のお金・クレジットカードへの影響
クレジットカード
自己破産後は約10年間、クレジットカードの審査が通りにくくなります。期間中はデビットカード・プリペイドカード・QRコード決済で代用できます。
銀行口座
自己破産後も銀行口座は使えます。ただし自己破産した銀行の口座は解約される場合があります。他の銀行に口座を開設しておきましょう。
新たな借り入れ
約10年間は新たな借り入れが難しくなります。ただし10年後には信用情報がリセットされます。
自己破産後の生活再建の方法
①家計管理を徹底する
自己破産後は収支を把握して無駄な支出を減らすことが大切です。家計簿アプリを活用して毎月の収支を管理しましょう。
②緊急予備費を貯める
毎月少しずつでも貯金する習慣をつけましょう。まず3ヶ月分の生活費を緊急予備費として確保することを目標にしてください。
③スキルアップ・収入アップを目指す
自己破産後は借金返済の必要がないため、収入をそのまま生活費や貯蓄に回せます。この機会にスキルアップして収入を増やすことを考えてみましょう。
④公的支援を活用する
生活が苦しい場合は生活保護・住宅確保給付金などの公的支援を活用してください。
よくある質問
Q.自己破産後に子どもの学費は払えますか?
A.自己破産後も収入から学費を払うことは問題ありません。奨学金については機関保証制度を使えば保証人が不要です。
Q.自己破産後にパスポートは取得できますか?
A.手続き完了後(免責確定後)は自由にパスポートを取得できます。手続き中のみ制限がある場合があります。
Q.自己破産後に結婚はできますか?
A.自己破産後も結婚はできます。配偶者の信用情報には影響しません。
Q.自己破産後に生命保険は使えますか?
A.新たな生命保険への加入は可能です。ただし解約返戻金が20万円以上の保険は手続き中に処分される場合があります。
まとめ
自己破産後の生活についてポイントをおさらいします。
・仕事は手続き完了後に制限が解除される(一般的な仕事は手続き中も継続可能)
・賃貸住宅から退去させられることはない
・車は査定額20万円以上だと処分される可能性あり
・クレジットカードは約10年後に回復する
・借金がなくなった分を貯蓄・生活費に回して生活を再建できる
自己破産は終わりではなくスタートです。まずは無料相談で専門家に状況を話してみてください。
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→「自己破産のデメリット7つ|意外と知らない落とし穴と対処法」